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モンテネグロの国営電力会社EPCGと蓄電システムに関する戦略的協力について覚書を締結
2026.05.08

株式会社パワーエックス(本社:岡山県玉野市、取締役 代表執行役社長CEO:伊藤 正裕、証券コード:485A)は本日、モンテネグロの国営電力会社であるElektroprivreda Crne Gore AD Nikšić社(以下「EPCG」)と、蓄電システム(BESS)に関する覚書(MOU)を締結しました。
本覚書では、モンテネグロにおける再生可能エネルギーの大規模導入と系統安定性の強化を支援するため、3年間で約500 MWhの蓄電容量の供給を目標としています。
バルカン半島に位置するモンテネグロは、2025年12月に「国家エネルギー・気候計画」を採択し、2030年までに最終エネルギー消費に占める再生可能エネルギー比率を50%以上とする目標を掲げています。同国最大の電力会社であるEPCGは、電力系統の近代化と再生可能エネルギーの統合に取り組んでおり、蓄電システムをその中核に据えています。
本覚書に基づき、両社は系統の信頼性向上、ピークシェービング(負荷平準化)、周波数調整を支援するBESS導入計画を共同で策定します。導入後のアフターサービスについても、パワーエックスが一貫して対応します。また、モンテネグロにおけるBESS組立拠点の設立可能性についても検討を進めます。
モンテネグロはEU加盟候補国であり、イタリアとの海底連系線も有することから、欧州のクリーンエネルギーインフラ市場における重要な拠点となり得ます。パワーエックスは本協力を基盤に、BESS事業の欧州展開を目指します。
パワーエックスの取締役 代表執行役社長CEO 伊藤 正裕は、次のように述べています。
「蓄電システム(BESS)は、再生可能エネルギーの導入拡大を支えるとともに、電力系統の安定性・柔軟性・レジリエンスを確保するうえで、現代のエネルギーインフラに不可欠な存在となりつつあります。日本を代表するBESSプロバイダーとして、EPCGとのパートナーシップを通じてモンテネグロのエネルギートランジションと電力システムの近代化に貢献できることを大変嬉しく思います。本協力を通じ、先進的な蓄電ソリューションの展開はもとより、現地での蓄電システム組立拠点の開発も視野に入れ、モンテネグロおよび周辺地域における長期的な事業基盤の構築を目指してまいります。」
EPCG CEO ズドラヴコ・ドラガシュは、次のように述べています。
「本パートナーシップは、当社の電力システム近代化に向けた重要な一歩であり、イノベーションとサステナビリティを軸としたエネルギートランジションに対するEPCGのコミットメントを改めて示すものです。パワーエックスとの協力により、再生可能エネルギーの安定的な系統統合とモンテネグロの長期的なエネルギー安全保障に欠かせない先進的な蓄電技術へのアクセスが可能となります。」
EPCGについて
Elektroprivreda Crne Gore AD Nikšić社(EPCG)は、モンテネグロの国営電力会社であり、同国の電力の大部分の発電・送電・配電・供給を担っています。大規模水力発電所や主要火力発電所に加え、風力・太陽光発電の拡充を進めており、総発電容量は約874 MWです。モンテネグロのエネルギートランジションにおいて中心的な役割を果たしています。
詳細は https://www.epcg.com/ をご覧ください。
本プレスリリースには将来の見通しに関する記述が含まれており、実際の結果は予測と異なる場合があります。記載内容は覚書に基づくものであり、確定的な供給契約を構成するものではありません。具体的なプロジェクトのスケジュール、供給量、投資額、および最終契約は、両社間の今後の協議を経て決定されるものであり、変更の可能性があります。当社は重要事項の決定に際し、東京証券取引所の規則に従い適時開示を行います。
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