Press release
ブルースカイソーラーの九州4拠点 発電所併設蓄電システムを採用
2025.07.15
株式会社パワーエックス(本社:岡山県玉野市、取締役兼代表執行役社長CEO:伊藤 正裕)は、ブルースカイソーラー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:藤宮 康洋)が運営する九州エリアの太陽光発電所4拠点向けに、蓄電システム「Mega Power」の採用が決定しました。今回採用されるのは、合計11台(総蓄電容量30.1MWh)です。
各発電所では、パワーエックスとパートナー企業であるニシム電子工業株式会社(本社:福岡県福岡市博多区、代表取締役社長:山科 秀之)が共同提供する「太陽光併設蓄電池パッケージ」を導入し、2026年春から順次運転を開始する予定です。エネルギーマネジメントシステム「TAMERBA EMS」を活用し、日中に発電した電力を蓄電池に充電し、電力需要が高まる夕方や夜間などに放電して供給します。
これにより発電事業者は、出力抑制による売電収入の減少リスクを軽減できるほか、併設太陽光発電所の売電方式を固定価格買取制度(FIT)からフィードインプレミアム制度(FIP)へ切り替えることで、より高い事業性が期待できます。加えて、社会全体としても、天候によって変動する再生可能エネルギーを余すことなく活用でき、持続可能な社会の実現に貢献します。
なお、本事業は資源エネルギー庁の「再生可能エネルギー電源併設型蓄電池導入支援事業」に採択されています。また、今回の導入にあたって、みずほ証券株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:浜本 吉郎)が新たに大規模蓄電池導入ファンドを組成します。
パワーエックスは、今後も本パッケージの導入拡大を通じて、 再生可能エネルギーの普及促進と電力インフラの脱炭素化に貢献してまいります。
このたび採用されたのは以下のとおりです。
1.採用システム
パワーエックス製 蓄電システム「Mega Power」(太陽光併設蓄電池パッケージ)
2.設置拠点および採用内容
拠点 | 蓄電コンテナ数 | 蓄電容量(公称) | 蓄電システム PCS出力 |
---|---|---|---|
大分県宇佐市 | 3台 | 8,226 kWh | 1,995kW |
鹿児島県伊佐市 | 3台 | 8,226 kWh | 1,999kW |
鹿児島県鹿屋市 | 2台 | 5,484 kWh | 1,500kW |
鹿児島県南九州市 | 3台 | 8,226 kWh | 1,750kW |
3.運転開始時期
2025年度3月以降、順次運転開始予定
ー参考情報ー
共同リリース:みずほ証券・ニシム電子工業・ブルースカイソーラー・ブルースカイアセットマネジメント
「国内初の太陽光発電併設型大規模蓄電池導入ファンドの組成について(2025/07/15配信)」