Press release
JAPEX苫小牧蓄電所で系統用蓄電システムが採用
2025.10.06

株式会社パワーエックス(本社:岡山県玉野市、取締役 代表執行役社長CEO:伊藤 正裕、以下、パワーエックス)は、石油資源開発株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山下 通郎、以下、JAPEX)が北海道苫小牧市で整備する系統蓄電所事業において、系統用蓄電システム「Mega Power 2700A」計39台(合計容量:106.9 MWh)が採用されました。
今回新設される「JAPEX苫小牧蓄電所」は、JAPEXが初めて手がける特別高圧蓄電所で、2027年秋頃の運転開始を予定しています。運転開始後は北海道エリアの電力系統に接続し、電力需給の安定化に寄与します。これにより、道内での再エネ電源のさらなる導入拡大への貢献が期待されます。
尚、本事業は、経済産業省・資源エネルギー庁が主管する「令和6年度 再生可能エネルギー導入拡大・系統用蓄電池等電力貯蔵システム導入支援事業費補助金」に採択されています。
パワーエックスは、日本国内で開発・製造する蓄電システムの提供を通じて、我が国のカーボンニュートラル実現に貢献してまいります。
このたび採用されたのは、以下の通りです。
1.採用製品
パワーエックス製 系統用蓄電システム「Mega Power 2700A」合計39台
2.設置拠点
「JAPEX苫小牧蓄電所」(北海道苫小牧市字沼ノ端)
3.蓄電システムについて
蓄電コンテナ数:39台
蓄電容量(公称):106.9 MWh(一般世帯約1万世帯の1日分の電力消費に相当)
PCS出力:20 MW
EPC(設計・調達・建設):京セラコミュニケーションシステム株式会社
4.運転開始時期
2027年秋頃(予定)
5.系統用蓄電システム「Mega Power 2700A」について
サイズ:20フィートコンテナ (ISO規格)
電池種類:リン酸鉄リチウムイオン(LFP)
蓄電容量:公称容量:2,742 kWh / 定格容量:2,468kWh(1台あたり)
生産地:岡山県玉野市