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東京センチュリーとJFEエンジニアリングより大規模蓄電所向け蓄電システムを受注

2025.04.08

株式会社パワーエックス(本社:東京都港区、取締役 代表執行役社長CEO:伊藤 正裕)は、このたび東京センチュリー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤原 弘治)とJFE エンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福田 一美)が共同で整備を進める、北海道芽室町の大規模蓄電所向けに系統蓄電システム「Mega Power」32台(定格容量:78.9 MWh)を受注しました。本蓄電所は定格出力20 MWの特別高圧蓄電所として、2027年度中の運転開始を予定しています。

今回整備される蓄電所は、パワーエックスが岡山県玉野市で製造するコンテナ型定置用蓄電池をシステムの中核として採用します。32台の蓄電池から構成される本システムは、約7,000世帯の1日分の電力使用量に相当する規模を持ち、電力系統に接続して充放電を行います。これにより、今後、洋上風力発電など再エネ電源の運転開始や半導体工場・データセンターの新設による電力需要の増加が見込まれる北海道エリアにおいて、電力需給バランスの安定化に貢献します。

さらに、本事業は、経済産業省・資源エネルギー庁が主管する「令和6年度 再生可能エネルギー導入拡大・系統用蓄電池等電力貯蔵システム導入支援事業費補助金」に採択されています。
パワーエックスは今後も、国内製造の系統蓄電システムの提供を通じて、日本における再生可能エネルギーのさらなる普及を推進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

大型定置用蓄電池「Mega Power」について

サイズ:20フィートコンテナ (ISO規格)
電池種類:リン酸鉄リチウムイオン(LFP)
定格容量:2,468kWh(1台あたり)
生産地:岡山県玉野市

当社システムを導入する蓄電所について

設置場所:北海道河西郡芽室町芽室基線29-1
システム:パワーエックス製「Mega Power」32台
定格出力:20,000 kW
定格容量:78,970 kWh(一般家庭約7,000世帯分の1日の電力使用量に相当)
運転開始:2027年度(予定)
事業者:J&TC 北芽室蓄電合同会社(東京センチュリーとJFEエンジニアリングの共同出資により設立)
運用:アーバンエナジー株式会社

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