Press release

複数の金融機関から95億円の融資による資金調達を実施

自然エネルギーの普及並びに蓄電、送電技術の進化において新規事業を展開する株式会社パワーエックス(本社:東京都港区、取締役兼代表執行役社長 CEO:伊藤 正裕、以下当社)は、複数の本邦大手金融機関から融資による総額95億円の資金調達を実施しました。昨年8月にクローズしたシリーズBラウンドに続く本調達によって、当社の累計調達額は約232.6億円となりました。

新たな資金調達を通じて、2024年半ばから予定している自社工場『Power Base』(岡山県玉野市)での蓄電池の水冷モジュールの量産に向け、準備を加速させます。具体的には、原材料の仕入れや設備投資、そして長期的な事業成長に向けた研究開発費に充てられます。

本ファイナンスは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社(取締役社長小林真)がアレンジし、株式会社三菱UFJ銀行(取締役頭取執行役員半沢淳一)、JA三井リース株式会社(代表取締役社長執行役員新分敬人)、株式会社中国銀行(取締役頭取加藤貞則)、三菱HCキャピタル株式会社(代表取締役社長執行役員久井大樹)、株式会社伊予銀行(取締役頭取三好賢治)、株式会社商工組合中央金庫(代表取締役社長関根正裕)、及び東銀リース株式会社(代表取締役社長藤末浩昭)にクレジット投資家として参画いただいております。

【資金調達の背景】

パワーエックスは昨年末より蓄電池製品の出荷・納入を開始しました。蓄電池型超急速充電器『Hypercharger』は、これまでに25機(49口)以上を自社工場から出荷し、自動車販売店や法人営業所、および当社が運営する公共用充電拠点「PowerX Charge Station」に設置しました。また、定置用蓄電池『Mega Power』については、23年12月末に初となる顧客納入を完了し、更なる設置拡大を予定してます。加えて、岡山県玉野市に位置する「Power Base」の製造棟では、水冷蓄電池モジュールの自動生産ラインの搬入を完了し、2024年半ばから予定されている量産に向けた準備が進められています。これにより優れた蓄電池製品を日本国内において製造する体制がさらに強化されます。

画像:Power Base(岡山県玉野市)

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Press Contact

社長室 広報担当:大津

pr@power-x.jp